地域猫活動とは、単に地域に住みついている猫たちに餌を与えることではありません。

猫によって困る人もいなく、猫たちも安心して暮らすことができる、

猫と地域住民の共生を目指して、猫たちの暮らしを見まもり、管理していく活動のことです。


住みついた猫達は、ただ餌をやり放っておくと次々に子供を産みます。

猫の繁殖力は高く、計算上はこんな事に!

TNRという言葉をご存知でしょうか?

  

T はトラップ    罠で捕まえる 

N はニューター 避妊去勢手術をする

R はリターン   元にいた場所に戻す


※手術の済んだ猫は印に耳先をV字にカットします。

※他の場所へ猫を放す事は犯罪になります。


人と猫の共生のため、TNRそして適切な世話と掃除を行い環境を綺麗に保つ努力をしましょう。

行政が捕獲や駆除できないの?

 犬は「狂犬病予防法」に基づき捕獲することができますが、

猫は「動物の愛護と管理に関する法律」に抵触するため捕獲や駆除はできません。


「餌やるな」で解決しないのはどうして?

それは猫にはテリトリー(縄張り)を決めその中で生き続けていく習性があるからです。

猫のテリトリーはオス、メスによっても違いますがだいたい半径500m以下で決して広くはありません。

既にそのあたりを徘徊している 猫は餌をやらなくてもそのテリトリーから離れてはいかず

 追い払っても問題解決にはなりません。

 餌がなければゴミをあさったり家に侵入するなど迷惑行為をしながら子を産み増え続けます。

  

不妊去勢手術のために一時捕獲するにはどうしたらいいの?

餌付けなどでなれてきたところで捕獲器を使って一時捕獲します。


動物愛護管理法、罰則

愛護動物をみだりに殺し又は傷つけた場合は、5年以下の懲役又は500万円以下の罰金に処されます。

また、愛護動物に対し、みだりに、その身体に外傷が生ずるおそれのある暴行を加え、又はそのおそれのある行為をさせること、みだりに、給餌若しくは給水をやめ、酷使し、その健康及び安全を保持することが困難な場所に拘束し、又は飼養密度が著しく適正を欠いた状態で愛護動物を飼養し若しくは保管することにより衰弱させること、自己の飼養し、又は保管する愛護動物であって疾病にかかり、又は負傷したものの適切な保護を行わないこと、排せつ物の堆積した施設又は他の愛護動物の死体が放置された施設であって自己の管理するものにおいて飼養し、又は保管することその他の

虐待を行った者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処され、遺棄した者も、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処されます。